法令用語カード
学科試験は、日本語の定義をそのまま問います。数字と境目を正確に覚えるためのカードです。
車がただちに停止できる速度で進むこと。
決め手 おおむね時速10km以下。ブレーキを踏んで約1m以内で止まれる速さ。止まりはしない。
試験での狙われ方 「徐行」と書いてあるのに一時停止の説明になっている問題が定番。逆に、赤の点滅信号を「徐行」と書いてあれば誤り(あれは一時停止)。
車輪が完全に止まるまで停止し、安全を確かめてから進むこと。
決め手 停止線があれば線の直前。無ければ交差点の直前。ゆっくり転がりながらの確認は一時停止ではない。
進路を変えて、前の車の前に出ること。
決め手 進路を変えるかどうかが分かれ目。日本は左側通行なので、追い越しは原則として右側から。
進路を変えずに、前の車の前に出ること。
決め手 横断歩道とその手前30m以内は、追い越しも追い抜きも禁止。ふつうの追越し禁止場所は追い越しだけが対象。
試験での狙われ方 「横断歩道の手前は追い越しが禁止」だけを覚えていると、追い抜きの問題で落とす。ここは両方。
運転者が車を離れてすぐに運転できない状態、または5分を超える荷物の積みおろし。
決め手 5分を超える荷物の積みおろしは駐車。人の乗り降りは時間に関係なく停車。
駐車にあたらない短時間の停止。
決め手 「駐車禁止」の場所でも停車はできる。「駐停車禁止」の場所ではどちらもできない。
駐車も停車もしてはいけない場所。
決め手 5m=交差点・曲がり角・横断歩道と自転車横断帯(前後とも)/10m=踏切・安全地帯の左側・バス停(前後とも)/ほかに軌道敷内・坂の頂上付近・こう配の急な坂・トンネル。
試験での狙われ方 「交差点から3m離れていればよい」は誤り。3mは車庫の出入口(駐車禁止のほう)の数字で、こちらは5m。
駐車はできないが、停車はできる場所。
決め手 1m=火災報知機/3m=駐車場・車庫などの自動車用の出入口/5m=道路工事の区域の端・消防用機械器具の置場・消火栓。駐車には車の右側に3.5m以上の余地が要る。
歩行者も車も、ほかの交通に注意して進むことができる。
決め手 止まる義務はない。徐行の義務すらない。「注意して進行できる」だけ。
車は停止位置で一時停止し、安全を確かめてから進む。
決め手 「止まれ」の標識と同じ扱い。徐行では足りない。歩行者はほかの交通に注意して進める。
左折の前に、あらかじめ道路の左端にできる限り寄せること。
決め手 目的は巻き込み防止。左に隙間を残すと自転車や原付が入り込み、左折時に巻き込む。技能試験では1m以内が目安。
試験での狙われ方 同じ「幅寄せ」でも、走行中に他の車や自転車に幅寄せするのは危険行為として禁止。左折準備の幅寄せとは別物なので、問題文がどちらを指しているか読む。
ウインカーを出す時期は、行為の種類ごとに決まっている。
決め手 右左折・転回は30m手前。進路変更は3秒前。徐行・停止・後退はその行為をしようとするとき。
試験での狙われ方 30m(距離)と3秒(時間)の取り違えが定番。曲がるのは距離、進路を変えるのは時間で覚える。
空走距離と制動距離を足したもの。危険に気づいてから完全に止まるまでの距離。
決め手 空走距離=危険を認めてからブレーキが効き始めるまで。制動距離=ブレーキが効いてから止まるまで。疲労や眠気で伸びるのは空走距離のほう。
試験での狙われ方 「制動距離=止まるまでの距離」と書いてあれば誤り。それは停止距離。制動距離は速度の二乗に比例して伸びる(速度が2倍なら約4倍)。
路面電車に乗り降りする人や横断する歩行者を守るための、島状の施設または標示。
決め手 車は絶対に入れない(人がいなくても)。安全地帯に歩行者がいるときは徐行。左側とその前後10m以内は駐停車禁止。
歩道のない道路で、白線によって区切られた歩行者のための部分。
決め手 幅0.75mを超える路側帯では、車道の左端に0.75m以上あけて駐停車する。0.75m以下なら路側帯に入らず車道の左端に沿って止める。
信号も一時停止標識もなく、道幅がほぼ同じ交差点では、左から来る車が優先。
決め手 右方ではなく左方。右側通行の国から来た人がいちばん間違えるところ。道幅が違えば広い道路が優先。
原動機付自転車の右折の仕方。交差点をいったん直進し、向きを変えて次の青信号を待ってから進む。
決め手 信号がある交差点で、車両通行帯が3つ以上ある道路が対象(「二段階右折」の標識がある場所も)。「二段階右折禁止」の標識があればふつうに右折する。
標識で指定された道路、または交差点の中まで中央線や車両通行帯が引き通されている道路。
決め手 交差点の中で線が途切れていなければ優先道路。優先道路を通行している車があるときは、その進行を妨げてはならず、こちらは徐行する。